[本]アジャイルな見積りと計画づくり

アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~

アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~

アジャイルに関心の有る方は必携で、アジャイルを知らない方でプロジェクト管理で悩んでいる方にはブレイクのきっかけになる本です。

普段は流し読みして、その後ゆっくりと読むのですが、この本は最初から引き込まれます。結構読むのに時間かかりました。

第一部の「問題とゴール」は、「そうそう」と納得。
最後の「ケーススタディ」で、なにか達成した気分で読後感がいい感じでした。

読書メモから箇条書きで
・全部入り?(XP、Scrum、リーン、CCPM
・フィーチャー、ストーリ、タスクカードの流れと、その間の見積り、計画方法が理論、実例共に紹介されていた。
・トラッキング進捗管理)とリカバリ(対処法)が書かれていていい。
・ユーザーストーリの分割が具体的でいい。
・事例は紹介するが、チームが慣れてない間は使わない方がいいとアドバイス付き

ケーススタディでは、「納期は遅れたがビジネス的に成功した」のは、「プロジェクト管理は成功したがビジネス的には失敗」ではなく、ビジネスに合わせて、ストーリを選択することが大事だと示準していたのが、ただのプロジェクト管理本では無いところですね。

覚えた言葉
「不確実性コーン」「労力/正確性曲線」「理想日」「目標不確実性」「方法不確実性」「苅野モデル」「バーンダウン棒グラフ」

最後に感謝
・献本していただいてありがとうございます<安井さん
・こんないい本を翻訳していただいてごくろうさまです&ありがとうござます<安井さん、角谷さん

メモ
2009/01/26-2009/01/29 334ページ 約3時間 110p/h